レンズ風車とは
元々は九州大学応用力学研究所で長年研究が進められてきました。
通常の風車と大きく異なる点はブレードと呼ばれる回転する羽根の周りに、風を集めるディフューザ が取り付けられているところです。
それにより、世界最高の発電効率を実現しています。
弊社では、このレンズ風車のナセルを中心とした一部品を製造しております。
また、併せて販売・施工も承っております。
レンズ風車の開発・販売元は(株)リアムウィンドになります。
レンズ風車の特徴
1.ディフューザを装着する事により2~3倍の発電量
ディフューザに風が当たる事により風が跳ね上げられ、ディフューザ出口付近に強い渦が発生する為、背後が低圧になり、低圧部目がけて風が流れ込み、発電量を2~3倍に上る仕組みになっています。 このレンズ効果により、従来の風車よりもコンパクトで高出力、弱い風からでも発電が可能になりました。また、乱れた風でも風見鶏効果で発電可能です。
2.低騒音
風車ブレードがディフューザに覆われている為、ブレードによる風切り音が大幅に減少されます。
3.バードストライク防止
野鳥が風車ブレードに激突する事をバードストライクと言いますが、 ディフューザが装着されている為、野鳥が風車を認識しやすくバードストライクを防止できます。
4.視覚的安心感
扇風機のブレードを囲っている網をはずして扇風機を回してみると、危険を感じます。 風車も同じく、ディフューザ無しの風車が高回転になると恐怖感を覚えます。
ディフューザの存在は安全に対する大きな安心感を生みます。